北九州市は、1989年から映画やドラマ等の撮影誘致と支援に取組み、2000年には北九州商工会議所、北九州活性化協議会、北九州青年会議所、 西日本産業貿易コンベンション協会、北九州市観光協会と共に北九州フィルム・コミッションを設立しました。365日・24時間にわたる撮影支援や 不可能と言われる大規模撮影の実現などにより、多くの作品の誘致に成功しています。
製造業の街として栄えてきた北九州市。
この街に連綿と息づく「映画づくり」という新たな舞台の幕を開きました。
近年、北九州市では映画やドラマの撮影が数多く行われ、
それを支えているのが北九州フィルム・コミッションの熱意と北九州市ならではの多彩なロケーション、
そして、撮影を支えるエキストラの皆さんや、撮影を温かく見守る人たちの存在です。
そんなこの街ならではの個性が、映画・テレビ業界で話題となり、
国内はもとより、海外の映画・ドラマ製作関係者からも注目を集めています。
「東京ドラマアウォード2014・特別賞」や「第23回福岡県文化賞」などの受賞を励みに、
これからも北九州市は、「映画の街」としてその豊かな魅力を育み続けます。
映画・テレビドラマのロケ地として国内外の製作関係者から高く評価されている理由のひとつが 「大規模ロケ協力への先駆的取り組み」です。街中での爆破シーンや空港でのハイジャックシーンなど、 国内では不可能とされてきたロケを多く成功させた実績が新たなロケを呼び込んでいます。
のどかな田園風景や雄大な自然などに加え、明治・大正時代の建築物、 戦後から続く市場、 パワフルに稼働する工場群、 近代的な都市景観。これらすべてのスポットが30分圏内に凝縮されているという独自性が、映像制作者の心をつかむ大きな魅力となっています。
6千人を超えるエキストラやボランティアの皆さんの積極的な参加に加え、道路や施設の使用を制限して行うロケに対しても温かく見守ってくれる市民の皆さんの寛容さが、撮影を成功させる土台となっています。
KFCの映画やドラマ誘致を通して、多くの市民がエキストラとして撮影に協力するなど、映像文化に対する市民の理解を促進し、地域の活性化に繋がっている事が評価されました。
福岡県文化賞 … 福岡県民の幅広い文化活動を促進し,文化の向上を図るため文化振興に顕著な功績のあった個人を表彰。
長きにわたり映像化不可能と言われた小説をハリウッド映画のような大規模撮影により実現させた「MOZU」Season1。
街をあげての撮影協力が評価され、KFCは、FCとして初めて全国的な映画祭・ドラマ祭で表彰されました。
東京ドラマアウォード … 毎年開催されている国内ドラマの採点「国際ドラマフェスティバル」の中で、日本人として海外に見せたいと思う魅力あるドラマを表彰。