あなたへ (1)
北九州ゆかりの映画スター高倉健さんの映画を誘致することは北九州FC最大の夢でした。
東映さん、東宝さん、フジテレビさん・・・健さん映画に関係したプロデューサーから、親戚の方から、同窓会の方まで
多くの方に健さん映画の北九州ロケをお願いしてきました。
ロケ地を売り込むだけではダメだと思い、映画の企画やシノプシスを作って企画提案も行ってきました。
その甲斐もあってか関係なくかは分かりませんが、
平成23年春、映画「この胸いっぱいの愛を」でご一緒したプロデューサーから一本の電話がありました。
「門司港の綺麗な場所で物産展のシーンを撮りたい。主演は高倉健さん。」
全身トリハダで、15秒ほど頭真っ白でした。
エキストラ350名を募集しました。
映画タイトルもキャストも内緒で
ただ、とんでもない大作で、一生の思い出になるようなことは匂わせて・・・
撮影当日、集合場所に集まった350名のエキストラさんを前に
「今日、皆さんと一緒に共演するのは・・・高倉健さんです。」
みなさん、全身トリハダで、15秒ほど頭真っ白になっていました。
(つづく)
日々谷
映画館で「幸せの黄色いハンカチ」をみて以来、あこがれの高倉健さんをこんな身近に感じられたのは、KFCの地道な活動のおかげなのですね。ご縁をいただきありがとうございましたm(__)m
1日以上たった今でも、まだ、信じられませんが、メディア等で、それは現実なんだと、突き返される気分で、それはそれは、とても寂しいです。
ですが、健さん縁のこの地に生まれ育った事、幸せ者だと思います。
今日一日、「あなたへ」のメイキング番組を観て過ごしました。
残念ながら撮影参加は叶いませんでしたが、この作品はずっと心に残ると思います。
なんだか昭和が終わった。と言う感じで淋しいです。