「お家さん」北九州市ロケあれこれ(上)
5月9日の「お家さん」はいかがでしたでしょうか。
ほぼ100年前にこのような商社があったのかと、あらためて感動いたしました。
女主人の鈴木よね役の天海祐希さん、番頭の金子直吉役の小栗旬さんを中心に当時の勢いを感じとることができました。
さて、「MOZU」で好評をいただいておりますロケ地あれこれを、「お家さん」でも紹介させていただきます。上下2回にわたって掲載になります。
まずはドラマの後半、鈴木商店の新社屋としての舞台となる上野ビルからです。
上野ビル
鈴木商店本店の玄関前シーン、とくに「米」マークが印象的です。
クライマックスに向けて、暴徒が襲ってくるシーンもここで行われました。
表ばかりでなく、ビルの中でも撮影は行われました。
ユニークな吹き抜けを活用し、フロアにして直吉らが威勢よく動きのあるシーンが撮られました。
鈴木商店本店の社長室、事務室も2階のフロアを装飾し、往時の趣を感じさせるセットになりました。
また、ビルの隣には倉庫があり、樟脳工場内のシーンが撮られました。
ちなみに、リセット5月号の表紙の写真撮影も上野ビルの会議室をお借りして行われました。
以上、上野ビル様にはたいへんなご協力をいただきました(ビル内には企業や店舗が入居しているため、見学のみの立ち入りはご遠慮ください)。
松山・小倉フェリー
失意の直吉を呼び戻しよねといっしょに神戸に帰る船上として、また、直吉が台湾へ向かうシーンの撮影が行われました(停泊中のフェリーに乗降客以外の立ち入りはできません)。
停泊中の松山・小倉フェリー株式会社の船をお借りし、朝早くから船上でロケを行いました。
この日は雨の予報でしたが、最後まで雨が降ることはなく本当に良かったです! ただ相当風が強く、ロケセットが風で動き、取り直しが何度かありました。
旧門司食糧倉庫脇
ここも、クライマックスへ向けて、拳を振り上げて行進する暴徒のシーンの撮影が行われました。三角屋根がばっちり写ったので、見慣れた方はすぐにピーンときたのではないでしょうか。
また、原作者の玉岡かおるさんのブログも、是非ご覧ください。
http://tamaoka.blog115.fc2.com/blog-entry-434.html
原作者の方が感動されているぐらいなので、いいドラマであったことに間違いありません。
では、「お家さん」ロケ地あれこれ(下)については、明日(13日)アップする予定ですのでよろしくお願いします。
早速のお願いが早速叶いました(^_^)
有り難うございます(*^-^*)