忘れられない光景
タカヤです!
パソコンデータ整理してたらめっちゃ思い出深い写真が出てきました!!
これは映画『THE LAST MESSAGE 海猿』で海洋プラント「レガリア」のロケ地となった清掃工場の写真なのですが、
誰も写っていないこの写真に忘れられない一瞬が記録されているんです。
2009年8月29日。海猿北九州ロケ夏の陣最終日。
前日から行われていた撮影は、日付を超えて夜通し行われていました。
工場の中は本物の火炎が噴き出し、真夏の密室、しかも長時間の高所作業から来る極度の緊張感の中、スタッフ全員気力も体力も限界点をとっくに突破していました。それでも大声かけあって、少しずつ、少しずつ終わりに近づいていきました。
そしてラストカットで羽住監督の「OK!」の声が聞こえた瞬間、何かからフッと抜け出したような感覚を味わったのを覚えています。
映画の現場経験がほとんど無かった僕は、毎日続く壮絶な撮影に、とにかくしがみ付くような気分でした。
正直できることなんて何もないに等しいのに、失敗も沢山しました。唯一ちゃんと寝れそうな夜に帰り道で車がパンクもしました笑。
そんな自分でも、OKが出た瞬間は達成感でいっぱいになりました。
それからすぐにみんなで窓に貼っていた黒幕を一斉に剥がしました!眩しい光がババッと工場の中に差し込みます。
この時すでに朝7時。
みんなテンションもおかしくて、子どもみたいに暗幕を引っ張り上げてました。
実景撮影を控えていたこの日、一旦ホテルに帰る為、みんな続々と工場を出ていきます。
説明が長くなりましたが、写真は工場を出る前に振り返って撮ったお気に入りの一枚なんです。
いいでしょ?
頑張り続けた、やり切ったことへの
ご褒美のように、日の光がさし込んでいるのですね~!
ほんとにいいですね●^0^●
その時、その時を一生懸命乗り切ったら、結果がついてきますね!!
海猿を見ていて心からそう感じました。
日常生活で辛い事があった時には、海猿を思い出してます。
すごく雰囲気のあるいい写真だと思います☆
限界を超えての過酷な撮影を終えて、テンション上々な皆さんの様子を想像しちゃいます(笑)